自分だけの個性を生かし、人に喜んでもらえる、笑顔を残せるクリエイティブな職業であるフォトグラファー。
いままでカメラの経験も知識もない自分でもフォトグラファーになれるの?とお悩みの方へ、未経験からプロデビューまでの、最短の方法をお答えします。
自分だけの個性を生かし、人に喜んでもらえる、笑顔を残せるクリエイティブな職業であるフォトグラファー。
いままでカメラの経験も知識もない自分は、本当にフォトグラファーになれるの?とお悩みの方のために、未経験からフォトグラファーのプロになれる、最短の方法をお答えします。
フォトグラファーは実力が試される世界のため、多くのフォトスタジオでは、採用面接でのポートフォリオを重視しています。未経験からすぐにフォトグラファーになるのは難しいものです。
フォトグラファーになるには、まずカメラの専門的な知識や技術が必要。そのためには専門学校へ行く、参考書籍を基に独学で勉強する、もしくはアルバイトとしてカメラアシスタントからスタートする流れが一般的といわれています。
当サイト編集チームで調査した結果、ごく一部のフォトスタジオでは、まったくの未経験からでもフォトグラファーとしての正社員採用をしていることがわかりました。こういったスタジオに所属するのがフォトグラファーになるにはの最短ルートだといえそうです。
フォトきゃりでは最短で夢を叶えられる可能性に着目し、三景スタジオへ、お話を伺いに行きました。
被写体となる1人ひとりの魅力を引き出す、洗練された写真によって評判を集める三景スタジオグループ。活躍中のフォトグラファーのほとんどは、カメラの知識もスキルもない、未経験からスタートしているそうです。勉強すれば身につく知識よりも、お客様と心から楽しく、笑い合いながら撮影をしたいと思える、フォトグラファーの「適正」を重視して採用。
未経験から約半年で、フォトグラファーになれる可能性を持つ三景スタジオで活躍しているスタッフの皆さんにインタビューをしました。
以前はシステム系のコンサルタント営業職に就いていた日比野さん。業務に没頭していく内に、人と話すのが好き、人と携われるのが好き、もっと目の前のお客様に寄り添いたいという気持ちが強くなっていったそうです。
一度しかない人生だから、自分らしく、自分だけの生き方をしたいと考え、以前から好きだったカメラを生かしながら人と触れ合える仕事、つまりフォトグラファーを目指すことになったそうです。
とにかく前向きで明るい日比野さんに、フォトグラファーとしての想いをインタビューしました。
彼氏の姿を格好良く写真に残しておきたいという気持ちでカメラを購入したことが、この道を歩むきっかけとなったという、女性フォトグラファーの大友さん。
未経験からフォトグラファーデビューしたことで、プロの世界に圧倒されることも落ち込むこともあるそうですが、自分らしさを大切にしながら、お客様に楽しんでもらえる仕事に、ご自身も毎日が楽しいとのこと。どのような思いで仕事に取り組んでいるのか、インタビューをしました。
三景スタジオグループのブランドの中でも、写真のクリエイティブを追求する「aim」の原宿店にて、フォトグラファーリーダーとして活躍する小室さん。
三景スタジオのフォトグラファーの中でも、まさにトップレベルといえる小室さんのクリエイティブを追求するアーティストとしての姿勢、そして三景スタジオへの想いをインタビューしました。
三景スタジオで未経験からフォトグラファーとして働くようになったら、どのような1日を過ごすのか。入社半年、3年目、10年目とそれぞれのキャリアごとにご紹介。フォトグラファーとしてデビューした後のご自身の姿を思い描く参考にしてください。
9:45
10:00からの開店に向けて、朝のミーティング。あいさつの練習やその日の業務連絡などを行い、お客様をお迎えする準備をします。
10:00
昨今の情勢を鑑みて、撮影前のプラン決定やお衣装の確認などのカウンセリングは、LINEのビデオ通話で行います。このオンラインカウンセリングが新米フォトグラファーのメインのお仕事です。
13:00
オンラインカウンセリングや撮影の合間を縫ってお昼休憩。時間帯は日によって前後します。
14:00
午後の撮影のために、事前にカウンセリングシートを確認。どんなお子さんが来るのかを考えながら、スタジオの配置を想定します。
14:30
お客様が来店され、撮影スタート!撮影に1時間、その準備や写真チェックなどを含めると、全部合わせて2時間ほどの時間になります。基本的には先輩フォトグラファーに付き添ってもらい、写真を確認してもらいながら撮影を続けます。
16:30
スタジオ全体の管理やお客様のプラン記入などご入金が完了したお客様の情報整理アシスタントなどを行います。
17:50
スタジオの掃除や明日の準備などをして、退勤時間となります。
18:00
フォトグラファーとしての社内テストの初級である赤ちゃん・子どもの課題をクリアするため自主練習。先輩フォトグラファーにアドバイスをもらいながら、1~2時間ほど学びます。
9:30
少し早めの時間に出勤して、スタジオ全体の掃除をするのが日課です。また、10:00~撮影が入る場合は、お客様のカウンセリングシートの確認もします。
9:50
予約状況やスケジュールの他、現在の売り上げなど経営に関する確認も行います。
10:00
お客様が来店されて、撮影を開始します。主に赤ちゃん~お子様の撮影を担当していますが、時期によっては成人式写真や家族写真などの撮影もしています。
14:00
撮影の合間を見つけて休憩を取るため、その日によって、休憩が取れる時間は異なります。
15:00
撮影は1組あたりだいたい1~1時間半ほどの時間をかけています。1日6~7組ほど撮影の担当をするため、お客様情報を事前に頭へ入れておくことが大切です。
18:30
その日の売り上げ計算やレジ締めなどを担当しています。お店のお金を扱う意識をもって、慎重に対応しています。
18:50
明日のお客様の情報をまとめて退勤です。
19:00
三景スタジオのフォトグラファーとして最高峰であるウェディングフォトの社内テストをクリアするための自主練習。先輩が撮影された写真を分析し、カメラの使い方やライティングなどを細かく確認していきます。
9:15
出社後すぐにカメラや機材の準備をし、次に昨日撮影した写真のデータのバックアップが取れているかを確認します。
9:45
朝礼では1日のスケジュールの確認や、本日撮影されるお客様のお名前や選ばれる衣装など情報の共有をします。
10:00
10:00からお客様は来店されていますが、まずは衣装の着付けやヘアメイクなどで1時間かかるため、この間に別の作業を行ないます。最近多いのは、ぱれっとなどのグループのスタジオの広告撮影ディレクションです。
11:00
お客様の準備が整い次第、撮影を開始します。スタジオaimでは、1着の衣装に対して30分撮影するプラン、1時間撮影するプランといった設定になっています。基本的に1着1時間をかけて撮影されるお客様が多いです。衣装数は1着の場合もあれば、3~4着の場合もあるなどバラバラです。
13:00
お客様のご予約状況に合わせて1時間程度の休憩を取ります。基本的には事務所内で食べることが多いです。
14:00
現在、aim札幌店の撮影チーフも任せていただいていますので、メンバーの撮影を指導したり、現在のモチベーションを考えてアドバイスしたりしています。
17:30
撮影が完了したらその日の撮影のデータチェックやバックアップ、スタジオの片付けなどを行います。子どもがまた小さいため、現在は時短にて働いているため、毎日17:30ごろには退勤しています。仕事を持ち帰るようなことは基本的にありません。
フォトグラファーのお仕事は、お客様の写真を撮ることだけではありません。
人生の記念日の思い出をいつまでも形として手元に置くため、フォトスタジオに訪れてくださったお客様へ、最高の経験となる1日を提供することも、フォトグラファーに求められる仕事内容です。
ここでは3つの代表的な写真ジャンルごとに、フォトグラファーとして心がけるべきことを解説します。
また、実際に三景スタジオで撮影された写真もご紹介します。
赤ちゃん・子ども写真の撮影は、フォトグラファーの仕事として基本となるものです。大切なのは、被写体となる赤ちゃんや子どもの「可愛さ」をどれだけ引き出せるかという点。写真撮影の依頼者ともいえる保護者の方に、どれだけ満足できる写真や時間を提供できるのかも重要です。「撮影にまた行きたい!」と感じてもらえるような空間づくりが求められます。
昨今の成人式写真は、被写体である本人の20歳の美しさを、私らしく最高の形で撮影するという意味合いを持つようになってきました。憧れの雑誌の1ページのような、自分自身を「モデル」とした作品を撮りたいと考える女性のために、フォトグラファーとお客様が二人三脚で創り上げるアート作品。ヘアメイクからセット、ポージングまでとことんこだわった「奇跡の1枚」を生み出すスキルが求められます。
ウェディングフォトは結婚式のかわりに親戚や友人、知人たちへの挨拶のために写真を撮影するという他にも、2人の新たな道の1歩目を、しっかりと形に残しておきたいという気持ちから、撮影を申し込むカップルも多くいます。美しい写真であることは大前提。その上で、「その時の2人の気持ち」がいかに表現できているかがポイントです。遠い将来に写真を見返したとき、その時の気持ちをありありと思い出せるような写真が求められます。
フォトグラファーに向いている人、フォトグラファーの将来、ポートフォリオの作り方など、三景スタジオに所属するフォトグラファーの先輩に、気になるあんなことやこんなことを聞いてみました。
カメラの知識やスキル以上に、フォトグラファーの素質として重要なのが、人と話すことや人に笑顔になってもらうことなど、コミュニケーションが好きという気持ちです。フォトグラファーは短い撮影時間の中で、お客様の最高の笑顔を引き出す必要があります。「この人を楽しませたい」と心から思えるような、真摯な気持ちが何よりも大切です。
未経験でスタジオに所属したフォトグラファーが目指す将来像は、「クリエイティブを極めるタイプ」「スタジオの店長になるタイプ」「フリーフォトグラファーを目指すタイプ」と大きく3つのパターンに分けられます。最初から将来像を決めてしまうよりも、まずはフォトグラファーとしてのスキルを身に付け、選択肢を広く持つことをおすすめします。
フォトグラファーという職種と今までの経歴に、どのようなつながりがあるのかを考えるのが大切です。特にコミュニケーション能力は重視される傾向にあるため、今までの接客経験やチーム全体で何をしてきたかなどのアピールは有効です。また、未経験でのフォトグラファー採用をしている三景スタジオでは、ポートフォリオのあり・なしはあまり重要視していなかったりします。
フォトグラファーのプロとして活躍するのならば、プライベートでも一眼レフカメラに触れておくべきだと思う方も多いもの。ですが実際に撮影だけが勉強ではありません。SNSや雑誌、各種広告などから最新のトレンドを学ぶ、あえてスマートフォンの限られた機能で撮影をするなど、できることは多数あります。
未経験フォトグラファーの年収やカメラの勉強方法、資格は必要であるかなど、未経験からフォトグラファーを目指すなら、転職活動前に知っておきたいコトを詳しく解説します。
フォトグラファーの転職で気になるのが年収です。ここでは平均年収、スタジオ所属、フリー、有名フォトグラファーの年収について解説し、年収アップの方法にも触れているのでぜひチェックしてください。
フォトグラファーになるためには勉強をすることが必要ですが、一般的な学校では教えてくれません。勉強の方法はフォトグラファーの学校と独学があり、それぞれに他にない特徴があるので紹介していきます。
一口にフォトグラファーといっても仕事には様々な種類があります。ここではスタジオ所属のフリー、子どもや冠婚葬祭、建築や風景など多様なフォトグラファーの職種について解説しています。
フォトグラファーとカメラマンは基本的に同一です。しかしカメラマンは商業的な仕事をこなすことが多いのに対して、フォトグラファーは芸術的な作品を撮影します。ここでは両者の違いについて解説します。
フォトグラファーの資格は基本的に必要ありません。しかし写真技能士やフォトマスター検定など、未経験者が持っておくと就職につながりやすくなるいくつかの資格があるのでチェックしておきましょう。
フォトグラファーとして活躍したいなら、技術のほかにもさまざまなスキルが必要です。まずはどのようなスキルが必要なのか把握した上で、自分の得意な面や不足している部分をチェックしましょう。
フリーフォトグラファーは自由に働けるというメリットがあります。しかし、仕事の獲得から撮影まで自分でやらなければならない、収入が安定しないなどのデメリットも。まずはフリーフォトグラファーとして働く前に、どのようなメリット・デメリットがあるのかを知っておきましょう。
用意しておきたい機材はカメラ・レンズ・照明機材・パソコンなどです。また、それぞれの機材を一つずつ揃えるのではなく、違う種類のものを複数所持しておくと、幅広い仕事や状況に対応できます。特にカメラやレンズは突然の故障に備えて、複数揃えておくことが大切です。
販売員、携帯ショップ店員、飲食業、営業職、保育士、ホテル・旅行関連と多様な仕事からフォトグラファーへの転職について適性をポイントに解説しています。
ポートレートの撮影は一定時間でその人の魅力を理解し、お客様が求める写真を提供することが必要です。販売員は様々な商品に接してきた経験から、お客様の魅力や特徴を一瞬で見抜くスキルが養われています。そしてお客さんの要望に従って、適する商品をおすすめできる能力は、フォトグラファーでも活かされるでしょう。
携帯ショップ店員は常にお客さんと接するのがメインの仕事。幅広い年代の方が、様々な要望を持ち相談に来ることが多い中で、商品をしっかり販売できる能力は強みであるといえます。フォトグラファーとして接客で培った高い対人スキルが活かせる場面は多いでしょう。
飲食業は常にお客さんと接するのがメインの仕事。居酒屋などの場合では、大量の注文を同時にさばききる、広い視野をもって店内を見渡すといったスキルが自然と身につきます。フォトグラファーはお客様の要望を読み取り、それに適するサービスを提供していくことが必要。このため接客で培った高い対人スキルや視野が活かせる場面は多いでしょう。
営業職は多くの会社への飛び入り営業や、要望を把握して対応する必要のあるルート営業など、多様なお客さんと接することで、対人コミュニケーションもアップしていきます。フォトグラファーはお客様自身も気づいていないような隠れた要望を読み取り、それに合わせた写真を撮影していくことが必要です。
少子化の影響で子ども一人にかける費用が多くなり、七五三やお宮参りなどの行事を豪華に行いたい人が増える傾向にあります。子どもの写真は、子どもを緊張させることなくリラックスさせて笑顔にすることが大切。子どもの扱いのプロである元保育士なら良い写真を撮影することができるでしょう。
ホテル、宿泊業はお客様によりよい思い出や楽しさを提供するための仕事です。お客様に笑顔になってもらうため、細やかなサービスを自ら考えることにやりがいを感じる方が多い傾向にあります。フォトグラファーに最も必要とされる素質は、人を楽しませたいと感じるサービス精神。ホテル、旅行関連の仕事とは近しい位置にあるといえます。