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以前はTI関連の営業職をされていたそうですが、どんなきっかけでフォトグラファーを目指されたのでしょうか。
元々ITやシステム関連のことが好きで、大学卒業後はシステムコンサルの営業職をしていました。その仕事もやりがいがあるものだったのですが、仕事をしていく内に、自分自身が思っていた以上に人と携わること、人に喜んでもらうことが好きだと気付きました。
その内、もっともっと目の前のお客様に寄り添うような仕事がしたいと強く思うようになりました。でも、営業職だとどうしても成果を追う面が出てきて、思ったようなことができなかった。一度だけの人生なのだから、もっと自分らしい、自分だけの生き方をしたいと考え、転職にトライすることに。
転職先はいろいろ考えましたが、元々プライベートでも写真を撮っていたこともあり、人と接することとカメラの両方がつながる仕事として、フォトグラファーが選択肢に上がりました。
数ある写真スタジオから、三景スタジオを選んだ理由はありますか?
正直なところ、特に意識して三景スタジオを選んだというわけではありません。未経験でフォトグラファーとして採用してもらえることが条件だったため、成り行きで訪れたというのが正しいです。
ですが面接の申し込みをしようと見たホームページの写真のクオリティ、実際に店舗へ訪れて見たスタジオの洗練されたオシャレさなどから一気に惹かれましたね。また面接の後に、その時の店長から1日体験入社をすすめてもらいました。そのおかげで、三景スタジオの表も裏もぜんぶ見ることができ、ここならば自分の求めている仕事ができそうだと確信し、ぜひにと入社させてもらいました。
入社してすぐの思い出はありますか?
じつは転職の時期が悪かったこともあり、入社してすぐに新型コロナが蔓延してしまい、なかなか店舗へ入れなかったんですよね。その間もリモート等で店舗の先輩たちにつないでいていただきながら、勉強を進めていました。
その後、当時のスタジオのリニューアルなんかもあり、店舗としてどうしていくかなど、新人の自分からも意見をいろいろ出させてもらえました。そんな僕のことを嫌がりもせず、先輩たちが受け止め・助けてくれて、本当によい滑り出しになったと感じています。
ただ、カメラは触ったことがあるので、いわゆる座学部分はできたのですが、赤ちゃんやお子さんと接したことがなく、呼びかけの仕方や空気づくりについては、とても苦労したのを覚えています。先輩たちの撮影と、全然空気感が違うんですよ。どうすればいいのか、模索の日々でした。
フォトグラファーとしてデビュー直後は苦労されていたそうですが、現在はどのような点にやりがいを感じていますか?
元々ITやモノづくりが好きだったというのも、フォトグラファーには向いている素質だと思います。それと同じくらい、やっぱり人と話すのが好き、赤ちゃんや子どもが好き、人に喜んでもらうのが好きというところも、強みだったと思います。
赤ちゃんやお子さんへの声がけも、あまり肩ひじを張らないで、とにかく楽しんでもらえるように友達へ接するみたいに対応をしています。そのための知識というか、小さい子が好きそうな情報も覚えるようにして。また、一緒に来店してくださっている親御さんも楽しんでもらえるよう、全体を巻き込むように声をかけていけるようになりました。
フォトグラファーになってみて、自分でもこんなにフィットした職業だったのか!と思うことがとても多く、転職して正解だったと日々感じています
フォトグラファーとして印象に残っている出来事はありますか?
以前の店舗にいたときなのですが、とあるご家族の家族写真を担当させていただくことがありまして。来店してくださったご家族みんなに、この写真撮影を楽しんで、幸せになって帰ってほしいと空間づくりを頑張りました。
写真もとても気に入っていただいたこと、お子さんたちも「楽しかった!」といってくださったことから、度々三景スタジオに来店されて、さらに僕を指名してくだるようになったんです。お子さん2人の成長を追えることが、本当にうれしいです。
さらにその話を聞いた、親御さんの妹さんの成人式写真まで、僕に申し込みをしてくださいました。現在はその店舗を離れてしまっていますが、そのお客様からのご連絡があった際は、上手く予定を合わせて撮らせてもらっています。人の人生に寄り添えるフォトグラファーという職業の素晴らしさを実感した出来事です。
入社3年を目前に、函館店の店長になると聞いたときは、どう感じられましたか?
話をいただいたときは驚き半分、やっぱりなという気持ち半分でした。
函館店はそのころ、当時店長をされていた方が退職をされて、フォトグラファーが人手不足の状態になっていました。僕も以前の店舗にいた際に、何度かヘルプとして訪れたことがあって。なので函館店への移動と店長をという話をもらい、ぜひチャレンジさせてほしいという気持ちで、オファーを受けさせていただきました。
函館店は人手不足の中でも、お客様に素敵な時間・空間・写真を届けようと、スタッフ一丸となって取り組んでいました。本当に尊敬できる方しかいないです。フォトグラファーとして勉強中の自分を店長として温かく迎え入れてくださっています。
ぱれっと函館店で写真を撮影しようと考えてくださったお客様に感謝し、少しでも多くの「楽しかった」を持って帰っていただけるよう、本気で取り組んでいける仲間たちに恵まれています。
最後に、これからフォトグラファーを目指している方へコメントをお願いいたします。
フォトグラファーはサービス業であると同時に、やっぱり技術職でもあるので、カメラを通して仕事を極めたいという意欲は必要です。その上で人と対話をすること、スタジオでの撮影に本気で取り組むことなど、様々な要素が求められます。
だからこそ、「極めるのが好き」ならば、絶対に向いている職業だとも思います。つくるのが好き 人と話すのが好き、そういった気持ちを極めたいのならば、未経験でも頑張れると経験からも感じています。
ハードルは高くないです。いい仕事をして、いい人生を一緒に送れる仲間が増えたら、僕もとても嬉しいです。
ありがとうございました!
活躍中のフォトグラファーのほとんどが、カメラの知識もスキルもない、未経験からスタートしているという三景スタジオグループ。勉強すれば身につく知識よりも、お客様と心から楽しく、笑い合いながら撮影をしたいと思える、フォトグラファーの「適性」を重視して採用。
未経験から約半年という最短距離でフォトグラファーになれる可能性を持った三景スタジオに、監修協力をしてもらいました。
ぱれっと函館店 店長日比野さん
以前はシステム系のコンサルタント営業職に就いていた日比野さん。業務に没頭していく内に、人と話すのが好き、人と携われるのが好き、もっと目の前のお客様に寄り添いたいという気持ちが強くなっていったそうです。
一度しかない人生だから、自分らしく、自分だけの生き方をしたいと考え、以前から好きだったカメラを生かしながら人と触れ合える仕事、つまりフォトグラファーを目指すことになったそうです。
とにかく前向きで明るい日比野さんに、フォトグラファーとしての想いをインタビューしました。