このサイトは 「三景スタジオ」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
三景スタジオグループで未経験からフォトグラファーとして採用され、実際に撮影を担当できるようになるのが4~6ヵ月です。そんな新前フォトグラファーとして頑張る方の1日を追ってみました。
出勤したら10:00からの開店に向けて、朝のミーティングがあります。
その日の業務連絡などの他、あいさつの練習もして、お客様を明るくお迎えする準備をします。
昨今の情勢を鑑みて、撮影前のプラン決定やお衣装の確認などのカウンセリングは、LINEのビデオ通話で行います。このオンラインカウンセリングが新前フォトグラファーのメインのお仕事です。
どんなお写真を何枚くらい撮りたいか、プランはどれにするかといったお話しから、実際にWebカメラで衣装や背景を見ていただいたりして、ご来店時スムーズに撮影ができるよう、お客様とイメージを共有していきます。決まった内容はカウンセリングシートに落とし込み、店内で共有できるようにします。
また、早めに到着されても店舗にご案内できないことがあるなど、注意事項をしっかりお伝えするのも重要だと思っています。撮影当日はとにかく楽しんでいただくために、できる限りのことをしています。
オンラインカウンセリングや撮影の合間を縫ってお昼休憩。時間帯は日によって前後します。ランチはお弁当を持ってきたり、コンビニで何か買ってきたり。最近の情勢もありますが、外食よりもスタジオ内で食べることが多いです。
午後の撮影のために、事前にカウンセリングシートを確認。どんなお子さんが来るのかを考えながら、スタジオの配置を想定します。設定などは随時先輩にチェックをしてもらいます。
お客様が来店され、撮影スタート!撮影に1時間、その準備や写真チェックなどを含めると、全部合わせ2時間ほどになります。基本的には先輩フォトグラファーに付き添ってもらい、1つの衣装が完了した段階で撮影した写真を確認してもらいながら続けます。撮影中にさりげなくアドバイスしてくれたり、赤ちゃんをあやしてくれたりと、とても心強いです。
撮影が終わったらスタジオやお衣装の片付けを10分程度で行い、一緒にはいってもらった先輩にどこがよかったか悪かったかなど講評をいただきます。現在は1日あたり1~2件の撮影を担当させていただいています。
スタジオ全体の管理やお客様のプラン記入、ご入金が完了したお客様の情報整理アシスタントなどを行います。完了次第、退勤です。
社内のフォトグラファーテストのために自主練習をします。教育担当の先輩につきあってもらい、1~2時間程度、ライティングや声掛けなども実際のものに近づけながら、勉強を続けています。
最近は社内の先輩たちが撮影された写真をみることにも力を入れています。どんなライティングで撮っているのか、小物の配置をどうしているのか、どうやったらこんな笑顔になってくれるんだろうと、しっかりと分析をしていくことで、一歩でも先輩たちに近づければと思っています。
練習は早めに出勤して行うこともあります。早く一人前になりたいので、大変ではありますが頑張っています!
調剤薬局の事務職から、どんなきっかけでフォトグラファーを目指されたのでしょうか。
学生時代は保育士を目指していたこともあったのですが、紆余曲折あって調剤薬局の事務員として働いていました。ただ今考えると、毎日決められたことをキッチリやる事務職は、あまり向いていなかったと思っています。
その中で、大好きだった家族が亡くなるという経験をしました。介護を頑張っていたこともあり、そのとき心にぽっかりと穴が開いてしまった気持ちになって…。精神的なストレスから、仕事を続けることができなくなって、辞めてしまいました。
1ヵ月くらい引きこもりのような生活をしていました。やっと働かないと、と思えるようになり、農家バイトや飲食店などを短期でしていたとき、とある求人情報誌で見かけたのがフォトグラファーという仕事でした。
こんなキラキラした写真、どうやって撮影しているんだろう?と一気に惹かれたのを今も覚えています。子どもが好きなこと、接客の仕事が向いていると感じはじめていたこともあり、ダメ元でチャレンジしてみようと応募をしました。
実際にフォトグラファーとしてお仕事をしてみて、どう感じていらっしゃいますか?
本当に楽しいです!写真も、スタジオも、お子さんも、ますます好きになっています。
特に私は三景スタジオの写真に憧れて入社していて、その写真を撮影された先輩に教えていただけているので、とても運が良かったと感じています。その撮影技術や考え方、お客様への真摯な対応を見ていると、自分がこんな風になれるのかな、と悩むこともありますが、本当に丁寧に指導をしてくださって。
楽しいからこそどんどん技術を吸収できている感覚もあり、成長が実感できるのも嬉しいです。
フォトグラファーとして今、取り組んでいることは何ですか?
三景スタジオではフォトグラファーの段階がしっかりと決まっていて、そのためのテストが定期的にあります。テストに受かるための勉強をとにかく頑張っています。
元々お子さんに関わりたくて選んだお仕事なので、赤ちゃん・子ども写真の技術をどんどん上げていきたいです。いろんな角度から、いろんな表情を撮影してあげたいと思い、撮影や練習に臨んでいます。ただ、あまりのかわいらしさに興奮してしまって、写真が手振れしてしまうのが今の悩みのひとつです(笑)
赤ちゃんもお子さんも泣いている姿すらかわいいのですが、やっぱり最高の笑顔を撮ってあげたい。私はそんなにトークが上手い方ではないと思っているので、その方法を常に考えています。
将来的な目標はありますか?
将来どんなフォトグラファーになりたいのかは、わからないというのが本音です。まだまだ毎日が勉強の日々で、とにかく吸収していくことに必死です。
ただ、憧れの先輩のようになりたいという気持ちは常に持ち続けています。その方のアシスタントに入らせていただくこともあるのですが、実力の違いに打ちのめされることも多いですね。場の雰囲気を最大限に盛り上げようとするサービス精神やトーク力が、自分とは全く違って。
ただ、個性を大切にする三景のフォトグラファーは、いろんなタイプの方がいらっしゃいます。まったく先輩と同じような対応ができなくても、私らしさを追求した上で、お客様の笑顔をたくさん引き出し、撮影し、幸せになって帰っていただけるようなフォトグラファーになれたらと思っています。
これからフォトグラファーを目指している方へコメントをお願いいたします。
私自身も、半年ちょっと前までは自分がフォトグラファーになるなんて、考えてみもませんでした。趣味のカフェ巡りをしても写真をあまり撮らないくらいだったので(笑)そんな私でも夢中になるくらい、楽しさややりがいが詰まった仕事だと感じています。
もちろん大変なことやつまづきそうになることありますが、「一人前のフォトグラファーを目指したい」といえば、スタジオの誰もが耳を傾け、手を貸してくれるような環境ですので、安心していられます。
結局のところ大切なのは自分の気持ちです。なりたい気持ちを強く持ち続ければ、きっとフォトグラファーになれると思います。
ありがとうございました!
活躍中のフォトグラファーのほとんどが、カメラの知識もスキルもない、未経験からスタートしているという三景スタジオグループ。勉強すれば身につく知識よりも、お客様と心から楽しく、笑い合いながら撮影をしたいと思える、フォトグラファーの「適性」を重視して採用。
未経験から約半年という最短距離でフォトグラファーになれる可能性を持った三景スタジオに、監修協力をしてもらいました。
ぱれっと帯広店 まっつん
元々は調剤薬局の事務員という、堅いイメージの仕事をされていたまっつんさん。私生活での環境の変化や苦しさから、仕事ができなくなってしまうという辛い経験をされた中で出会ったのが、フォトグラファーという職業でした。
こんなキラキラとした写真、どうやって撮るんだろう?その憧れの写真を撮影している先輩に一歩でも近づけるように、今を楽しみながら、日々努力を重ねられています。