このサイトは 「三景スタジオ」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
三景スタジオグループで未経験からフォトグラファーとしてデビューし、「一流のクリエイティブ」を担うのが、5年を超えたフォトグラファーです。そんなクリエイターの1人として活躍するフォトグラファーの1日を追ってみました。
出社後すぐにカメラや機材の準備をし、次に昨日撮影した写真のデータのバックアップが取れているかを確認します。
それが終わるとスタジオに向かい、着替えやライト、カメラのチェックを1人で担当します。スタジオの掃除は他の方にお願いしていることが多いです。
朝礼では1日のスケジュールの確認や、本日撮影されるお客様のお名前や選ばれる衣装など情報の共有をします。
10:00からお客様は来店されていますが、まずは衣装の着付けやヘアメイクなどで1時間かかるため、この間に別の作業を行ないます。
最近多いのは、ぱれっとなどのグループのスタジオの広告撮影ディレクションです。他店舗の新人フォトグラファーの方に対して、どんな写真を撮影するか、こんな構図・ライティングで、小物はこれを用意して撮った方がいいのではないかなど、細かい部分までディレクションしています。
11:00~11:30ごろ、お客様の準備が整い次第、撮影を開始します。まだ撮影背景が決まっていないお客様に対しては、一度スタジオを訪れ、お話しをして決めることもあります。
スタジオaimでは、1着の衣装に対して30分撮影するプラン、1時間撮影するプランといった設定になっています。基本的に1着1時間をかけて撮影されるお客様が多いです。衣装数は1着の場合もあれば、3~4着の場合もあるなどバラバラです。そのため、1日1組の撮影の日もあれば、4組の撮影をする日もあります。
お客様のご予約状況に合わせて1時間程度の休憩を取ります。基本的には事務所内で食べることが多いです。急なお問い合わせなどがあった場合は対応もします。
現在、aim札幌店の撮影チーフも任せていただいていますので、メンバーの撮影を指導したり、現在のモチベーションを考えてアドバイスしたりしています。どんなに気を付けていても、どうしてもトラブルが発生することもありますので、そういった際の謝罪などの対応もしています。
撮影が完了したらその日の撮影のデータチェックやバックアップ、スタジオの片付けなどを行います。子どもがまた小さいため、現在は時短にて働いているため、毎日17:30ごろには退勤しています。仕事を持ち帰るようなことは基本的にありません。
休日の夜間の時間帯で、自分の趣味として音楽ライブの撮影をしています。知り合いのミュージシャンの方を撮影し、SNSなどを発表の場としているのですが、それを見て自分たちも撮影してほしいという依頼を受け対応することも。
元々音楽が趣味だったこともあり、この撮影自体もフリーランス活動というよりもあくまで趣味ですが、仕事以外の時間でもカメラにふれる機会があります。
新卒で三景スタジオへ入社された藤田さんですが、どんなきっかけでフォトグラファーを目指されたのでしょうか。
祖父が2人とも写真を撮るのが好きな人たちだったので、その影響で元もカメラが好きだったというのはあります。大学自体も趣味でカメラ撮影をしていました。ですが最初からフォトグラファーを目指していたわけではありませんでした。
大学では経営情報を学んでいて、就職先として周りでは銀行などいわゆる「堅い」会社を選ぶ人が多かったです。私も実際に銀行を受けたりもしていました。
フォトグラファーとはまったく違う就職先を考えていたんですね。
でも面接をしてみるとやっぱり違うな、と。心の底に人とは違う仕事をしたいという気持ちが強くあったと思います。
そんなとき、新卒採用サイトを見ていて目に留まったのが三景スタジオの新卒募集で。なんというか、自分がイメージしていたいわゆる「写真スタジオ」の写真とは、ちょっとレベルが違うことにビックリしたのを覚えています。こんなカッコイイ写真が撮れるようになりたい、私がなりたいのは銀行員よりもこれだと思い、応募をしたのがきっかけです。
三景スタジオに入社して、どんな勉強をされましたか?
私が入社した当初は、まだまだ三景スタジオの教育体制も整っていなくて、かなりスパルタな部分もありました(笑)本当に忙しくて、その中でフォトグラファーとしての知識も技術も、どんどん詰め込まれていった感じです。忙しかったのは事実ですが、それがいまの基礎をつくりあげてくれたとも思っています。充実していました。
スタジオaimはブライダルと成人式の撮影が主ですが、藤田さんの撮影のこだわりをお聞かせください。
どんな写真を撮影する際も、すべて共通して心に置いているのが、写真を通してお祝いさせていただくという気持ちです。何度も見返したくなる写真と、何度も思い出したくなる経験をご提供したいと常に考えています。
だからこそ、ブライダルでも成人式でも、お客様がイチバン綺麗になった姿を、より綺麗に写真に残すことがフォトグラファーの使命なんです。それこそが、何度も見返したくなる、思い出したくなる、写真スタジオだからこそのお祝いだと思います。
藤田さん現在、どのようなことを目標とされていますか?
昔から誰かに憧れられるような人になりたいという気持ちはずっと持っていて、そのためには自分のクリエイティブへの追求はもちろんですが、人材の育成という部分も重要だと考えています。
現在の三景スタジオでは以前よりも教育体制が整っていますが、それでもまだまだ成長途中の段階にあります。私にできることは、やはりフォトグラファーとしてのカメラの技術レベルをどんどん引き上げていくことです。
三景スタジオのフォトグラファーとしてデビューするには、カメラの技術力以外の素質の部分が重要ですが、フォトグラファーとして成長するには、どうしたってカメラ技術のこだわりは必要不可欠です。お客様の手元に最後に残るのは、写真ですからね。同じカメラでいかに美しく写真が撮れるのか、三景スタジオの全体に伝え、残していくことを目標としています。
最後に、これからフォトグラファーを目指している方へコメントをお願いいたします。
厳しいことをいってしまいますが、フォトグラファーが何気なく過ごす1日であっても、お客様にとっては一生に一度の記念撮影であることが多く、絶対に失敗できない重大な仕事の連続なんです。その責任にどれだけ向き合えるかは、考えてみていただきたいです。
ですがその覚悟があって、写真が好き、人と話すのが好き、サプライズや誰かに喜んでもらうのが好きであれば、今現在の写真の上手い下手はまったく気にしなくて大丈夫です。入社してから一緒に頑張っていけるものなので。
本当に責任が伴う仕事だからこそ、本当にやりがいのある仕事だと思える方、ぜひ一緒にお仕事しましょう。いつでもお待ちしています。
ありがとうございました!
活躍中のフォトグラファーのほとんどが、カメラの知識もスキルもない、未経験からスタートしているという三景スタジオグループ。勉強すれば身につく知識よりも、お客様と心から楽しく、笑い合いながら撮影をしたいと思える、フォトグラファーの「適性」を重視して採用。
未経験から約半年という最短距離でフォトグラファーになれる可能性を持った三景スタジオに、監修協力をしてもらいました。
スタジオaim札幌店 藤田さん
大好きな祖父が2人とも写真が趣味だったこと、他の人とは違う仕事をしたかったことなどから、フォトグラファーの道を歩むことになったそうです。
ご来店してくださったお客様には、「写真を撮った」という記憶こそが、大切な記念になってほしいという藤田さん。現在は三景スタジオ系列のなかでも、クリエイティブ面を支えるスタジオaimで、成人式やブライダルフォトを担当されています。
やわらかな印象の中にも、フォトグラファーという職業だからこそ写真の技術によりこだわっていきたいという、クリエイターとしてのプライドを感じさせられます。