このサイトは 「三景スタジオ」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
三景スタジオグループで未経験からフォトグラファーとしてデビューし、一人前のプロとして活躍できるのが約2~3年目です。そんな1人のプロとして活躍するフォトグラファーの1日を追ってみました。
就業時間よりも少し早めの時間に出勤して、スタジオ全体の掃除をするのが日課です。
また、10:00~撮影が入る場合は、いらっしゃるお客様のカウンセリングシートの確認をし、どのようなプランか、どんな衣装を希望されているのかなどを頭に入れます。
業務開始の時間です。店舗のみんなで集まって、その日の予約状況や各自のスケジュールの他、現在の売り上げなど経営に関する確認も行います。
お客様が来店されて、撮影を開始します。ぱれっと旭川店では主に赤ちゃん~お子様の撮影を担当していますが、時期によっては成人式写真や家族写真などの撮影もしています。
撮影はお1組あたり、だいたい1~1時間半ほどの時間をかけています。スタッフの方が事前にオンラインでカウンセリングをしてくれているので、詳細な説明や衣装選びなどの時間は短縮し、撮影に集中して楽しんでいただけるように工夫しています。
撮影の合間を見つけて休憩を取るため、その日によって休憩が取れる時間は異なります。上手く合間を見つけて、後半戦の撮影に備えます。
現在は1日あたり6~7組ほどのお客様の撮影を担当しています。スケジュールに遅延を発生させ、ご予約のお客様をお待たせしてしまわないように、事前に情報を頭へ入れておくことが大切です。
その日の売り上げ計算やレジ締めなどを担当しています。お店のお金を扱う意識をもって、慎重に対応しています。その後、明日の準備をして退勤です。
三景スタジオのフォトグラファーとしての最高峰であるウェディングフォトの社内テストをクリアするための自主練習をしています。
先輩が撮影された写真を分析し、カメラの使い方やライティングなどを細かく確認。いまはちょうどテストの直前のため、1日1~2時間程度の自主練習をしています。ダラダラとしないためにも、練習は2時間までと決めて集中してやっています。
スタッフさんに頼んでモデルになってもらうことも多いです。店舗一丸となって課題の解決に挑んでくれる感覚です。
休日は実際に写真を撮影するだけでなく、写真への視野を広げるように意識をしています。
よく行くのが百貨店の化粧品売り場です。置いてある冊子や店舗のポスターなんかを見て、どんな世界観で撮影しているのかな、どうやってこの雰囲気をつくっているのかななど、分析をしています。
ある種の職業病みたいで、バスに乗ったり街中を歩いていたりしても写真が気になって、自分にない技術や考えを、どんどん吸収していっています。
新卒で三景スタジオへ入社された西本さんですが、どんなきっかけでフォトグラファーを目指されたのでしょうか。
大学では経済学部だったんですが、そもそも僕は本当は理系で。行きたい大学は別にありましたが、成績が少し追い付かなくて、その頃やりたかったアーチェリーの部活で有名な大学を選んだ結果が経済学部でした。なので将来の目的があって大学を選んだわけではありませんでした。
それとは別に、小さいころから写真が好きで、趣味のアウトドアなんかで山やキャンプへ行くと、風景写真をよく撮影していたんですよ。SNSにアップすると反響ももらえたりして。だから就職先を考えたとき、漠然とカメラに関係する仕事という選択肢が浮かんできました。
まだその時は、フォトグラファーという選択肢は浮かんでなかったんですね。
そうですね。人と話すのも好きでしたので、家電量販店のカメラ販売員などを考えていました。
そんな中でふと思い出したのが、中高時代の学校行事などで撮影をしてくれた三景スタジオのことでした。ああいうスタジオなら、カメラに関わる仕事がたくさんあるのではと思い、ホームページを見てみたところ、未経験の新卒でもフォトグラファーとして採用していると知り、これだ!と思いました。
未経験でも半年ぐらいで撮影ができると聞き、これなら自分でもできるかもと思いチャレンジしてみました。フォトグラファーになりたいと親に伝えたときは、やっぱり反対されましたが、正社員での募集であり、ボーナスなどもしっかり出る、しかも北海道では知られた三景スタジオなので、最終的には納得してくれました。
三景スタジオに入社して、まずはどんなお仕事を担当されましたか?
まずは先輩のフォトグラファーのアシスタントとして撮影につかせてもらうことからスタートしました。最初はどんな技術で撮影しているんだろうと思ってみていましたが、まず空間づくりというか、お子さんやそのご両親への声掛けの仕方がすごくて。自分ではまったくできないようなことばかりで圧倒されました。
お客様がいらっしゃっていない合間を見て、赤ちゃんの人形をつかった撮影練習なんかもしていました。僕はカメラの知識はある程度ありましたが、やはり声掛けが課題で。先輩たちのアドバイスをもらいながら勉強していきまいた。ちゃんとお客様と会話ができるようになるまで、半年かかりましたね。入社したときから先輩がずっと教えてくれているのですが、とてもやさしい方で、相談すればなんでも手伝ってくれます。それに自分で考えてたことは尊重してくれる。型にはまった教えではなく、自分らしさも残してくれることに感謝しています。
西本さんは風景写真を撮られていましたが、人物撮影とはやはり勝手が違いましたか?
想像以上に違いましたね。撮影の幅がとても広がったと感じています。そもそも僕、実はあまり子どもが好きじゃなかったんですよ(笑)でも三景スタジオはまず赤ちゃん・子どもの撮影からスタートするので、否が応でも触れ合う機会が多くありました。
でも先輩の撮影へ参加したり、自分でもたくさん子どもや赤ちゃんのことを考えているうちに、段々と愛着がわいてきて。今ではすっかり子ども好きになりました。
そうするとやっぱり、その子のかわいいところをどんどん見つけられるようになり、それならば1番かわいい瞬間を絶対に逃さずに撮ってあげたいという気持ちが、だんだんと写真のレベルを上げてくれました。
西本さんの撮影のこだわりはなんでしょうか?
親御さんは100日とか1年とか、そういう記念に来店してくださるのだから、その瞬間だからこそのかわいさを絶対に逃がさないぞという気持ちで撮影しています。
笑ったときも泣いたときも、それぞれのかわいさや気持ちがあると思います。なのでいろんな角度から顔を撮ってあげますし、手や足なんかもたくさん撮影します。全身のかわいさを残してあげたいので。そうして撮影した写真を、親御さんが選んでくださると、やりがいを感じますね。
西本さんは将来的にどんなフォトグラファーを目指されていますか?
三景スタジオに所属しているからには、この中で1番のフォトグラファーを目指しています。いろんなフォトグラファーがいるけれども、「三景といえば西本だよね」といわれるようになりたいです。
三景の花形といえばホームページに利用されるような広告用の写真になるんですが、そのためのコンテストがあって、しっかりとランク付けされるんですよ。その中で最も良いものが1番目立つところに掲載される。そこにバンバン写真を載せられるようなフォトグラファーになっていきたいです。
最後に、これからフォトグラファーを目指している方へコメントをお願いいたします。
フォトグラファーの仕事は、楽なものではありません。学ぶことは多いですし、そもそもずっと撮影をしていられる体力や気力も必要になります。でもそれはじゅうぶん後からついてくると思っています。
やってみれば、踏み出してみれば何とかなる。もちろん本人の努力は大切ですが、そのための環境を三景はしっかりとつくっています。
お客様やスタッフと一緒に、楽しんで撮影ができるフォトグラファーにあこがれるのなら、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
ありがとうございました!
活躍中のフォトグラファーのほとんどが、カメラの知識もスキルもない、未経験からスタートしているという三景スタジオグループ。勉強すれば身につく知識よりも、お客様と心から楽しく、笑い合いながら撮影をしたいと思える、フォトグラファーの「適性」を重視して採用。
未経験から約半年という最短距離でフォトグラファーになれる可能性を持った三景スタジオに、監修協力をしてもらいました。
ぱれっと旭川店 西本さん
新卒採用で三景スタジオに未経験フォトグラファーとして入社をして約3年の西本さん。学生時代は大学で経済学を学びながらも、趣味のアウトドアで訪れた先で撮影した風景写真をSNSにアップするなどの活動をしていたとのこと。
カメラに関わる仕事がしたいと考えたとき、中高生の頃に三景スタジオで撮影をしてもらったことを思い出し調べてみたところ、なんど新卒からのフォトグラファー採用をしていることがわかったとか。新卒でも半年でフォトグラファーとして活躍できると知り、入社を決意。現在はぱれっと旭川店にて、メインフォトグラファーの1人として活躍中。